ダイエット

運動しても体重が減らない…54歳の私が食事を見直すことにした理由

体重増加と膝の痛みが、ダイエットの始まりでした

昨年の春ごろ、ふと体重計に乗ってみると、なんと59kgに。

「そんなに食べていないのに、なぜ?」

父の介護で忙しく、自分の食事は適当に済ませる毎日。それなのに体重は増えている…。思い当たるのは、運動不足と更年期の影響でした。

まあ、太りましたよねぇ、私。

お腹はぽっこり、二の腕もぷるぷる。
寝つきの悪さも悪化していて、質の良い睡眠がとれている実感もありませんでした。

「運動しないとなぁ」

このままでは、若いころに痛めた膝が悪化してしまうかもしれない。
そんな不安もあり、真剣に運動を考え始めました。

でも、家での筋トレは続かない自信しかありません。

近所の24時間ジムには過去の嫌な思い出があり、気が進まない。
何より、一人でトレーニングを続けていける自信もありませんでした。

そんなとき、少し遠いけれど女性専用の「カーブス」が目に留まりました。

ちょうど8月に2週間無料キャンペーンを見つけて、思い切って入会。
30分で終わり、予約なしでも通える。なにより、コーチがついてくれる。
挫折癖のある私でも「これなら続けられるかも」と思い、通い始めたのがきっかけでした。

頑張っても体重も体脂肪率も変わらない

令和6年(2024年)8月から週に3回、月12回を目標にカーブスに通い始めました。
正直、飽き性で運動嫌いの私がここまで続いたのは奇跡です。(令和7年6月現在)

通う前は「今日、行きたくないなぁ」と思うことも多いですが、行ってしまえば30分。
気づけば終わっていて、終わったあとはスッキリ!「やっぱり来てよかった」と毎回思えます。

ところが思惑通りに痩せていかない。
痩せないばかりか、体脂肪率は上がり骨格筋量が減っている、、、
なぜ?
こんなに頑張っているのに?

なぜか筋肉量(骨格筋率)まで減っていた

カーブスでは毎月、計測日が設けられており「ウエスト」「おなか」「体重」「体脂肪率」「骨格筋率」「内臓脂肪レベル」「体年齢」を計測してもらえます。

令和6年(2024年)8月から1か月おきに計測を続けていましたが、一向に期待通りの数値が出ず焦りはじめました。

特に骨格筋量に至っては、昨年8月は骨格筋率が25.5%。
それが、今年4月には24.2%に。
意味がわからん!

頑張って運動して、たんぱく質も意識して摂っていたのに…。
「なんで?」と、かなりショックでした。
もうそろそろ痩せ始めてもいいはずなのに。
カーブスでこんなに運動しているのに!

よくよく考えると、歩数は1日6000歩もいかない日が多く、夜のストレッチやヨガも続かない。
運動量がまだまだ足りていないのかもしれない――。
そんなとき、父が誤嚥性肺炎で入院することに。

「けんと式ダイエット」との出会いが転機に

父の入院で時間が少しできた私は、YouTubeでダイエットや健康に関する動画をいろいろ見始めました。

ある日、ひときわ長くて、ちょっと面倒くさそうなサムネイルの動画が目にとまりました。

【けんとのダイエット講座】のけんとさんの動画です。

正直、そのときは「長そうだし、あとでいいかな…」とスルーしてしまい、1〜2週間ほど見ずに放置していたと思います。

でも、ある日なんとなく再生してみたんです。
そしたら……見てよかった!

まさに「目からうろこ」でした。

今まで信じていた「食べなければ痩せる」という常識が、実は間違いだったのかもしれない——そんな衝撃を受けたのが、けんと式ダイエットとの出会いでした。

「食べなきゃ痩せる」は常識じゃない。
むしろ、代謝が下がって太りやすくなる。

これまで信じてきたダイエット法が、私には合ってなかったのかもしれない…
そんな衝撃を受けた瞬間でした。

「痩せたいなら米を食え!」

ダイエット=糖質(白米)制限、という考え方がすっかり定着していますが、実は糖質を極端に減らすことが体脂肪を落としにくくする原因になることもあるそうです。

体はエネルギー不足になると「飢餓状態」だと判断し、代謝を落として脂肪をためこもうとします。

つまり、食べなさすぎると太りやすくなってしまうんです。

特に、1日1200kcal以下の食事制限は、体を守るための「防衛モード」に入りやすく、筋肉まで分解してしまうことも。

これでは痩せるどころか、代謝が下がり、体脂肪が燃えにくい体になってしまいます。

実は、体脂肪を落とすために大切なのは、しっかり食べて、代謝を維持・向上させることです。
糖質も適量であれば、エネルギーとして使われ、脂肪にはなりません。

大切なのは「減らすこと」ではなく、「燃やせる体を作ること」。
これが、リバウンドしないダイエットの第一歩なのだと実感しました。

「糖質=悪」ではなかったんです。

アプリ「あすけん」導入!

けんとさんおすすめのアプリ「あすけん」。
通称「あすけんの女」未来(みき)さん、とおっしゃるそうです。
有名人だったんですね、ほんと知りませんでした。。。

名前すら知らなかったけれど、すぐにインストールして記録を開始。

やってみてわかったのは、「自分ではバランスよく食べているつもり」が全然バランスが取れていなかったということ。

自分が食べているものを「見える化」すること。
これ、本当に大切だと思いました。

驚いたことに、たんぱく質は取りすぎていました。

ちょうど1年プランがセール中だったので、有料版を購入。
グラフやコメントが出てくるのが楽しくて、つい毎日チェックしてしまいます。

今、見直している食生活

食生活の見直しをすることで、食材への考え方が大きく変わりました。

  • ご飯(糖質)の量を増やす(きちんと量ってしっかり食べる)
  • フルーツ・さつまいもを積極的に摂取
  • 間食はおにぎりやバナナなど、エネルギーになるものに
  • たんぱく質は摂りすぎないように意識して調整
  • 自宅でお酒を飲むのをやめた!

意外かもしれませんが、けんと式では「たんぱく質の摂りすぎも脂肪増加の原因になる」
さらに「肝臓への負担」もあるそうです。

私はお酒が好きで、父の見舞い帰りにサイゼリヤに寄るのが日課になっていました。(だって、ワインが安いんです…)

「むなしいな」「やめなきゃ」と思いながら、ついつい寄ってしまう…。
これが私の唯一のストレス解消なんだ、って言い訳しながらサイゼリヤに通っていたのですが、それもきっぱりやめました。

肝臓を悪くして代謝が下がり、太っていく。
こんなバカバカしいことってないですよね。

ダイエットをきっかけに食生活を見直すことで、悪習ともお別れできました。

まとめ|同じ悩みを持つ50代の方へ

  • 体重が減らない
  • むしろ筋肉も脂肪も増えている
  • 運動が面倒、つらい
  • 更年期の影響で気力が落ちている
  • 運動したいが、あちこち痛い…
  • 料理をするのもおっくう

毎日毎日こんなに頑張ってるのに――。

私と同じように悩んでいる50代女性、きっとたくさんいらっしゃると思います。

でも、体が変わりにくくなっている今だからこそ、「食べて痩せる」という考え方を知ってほしい。

数字に一喜一憂せず、自分の体と向き合う時間ができたのは、「けんと式ダイエット」「あすけん」と「カーブス」のおかげ。

まだ食事を見直し始めてからは日が浅いですが、大切なのは「続ける」こと。

体重や体脂肪の変化はすぐには出ないかもしれませんが、
あすけんで記録をつけながら、少しずつ自分の体の変化を楽しみにしたいと思っています。

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